私たちは風情ある夏を忘れかけてる

2020年にコロナウイルスによって、今までの日常が変わってしまった。

マスクを着用し外出することが、当時馴染みがなくイレギュラーだったことが、今や当たり前になっている。

外出する時には、マスクを着ける事が当たり前。

当たり前になっていくにつれて、イレギュラーだった私たちの日常を忘れかけている。

夏にお祭りや花火大会をやらないのは当たり前。

中にはやっている所もあるだろうとは思うが、大規模な物は当然懸念されることが多い。

2020年からそんな状況が続いてきて、今年。

私の住む地域で花火大会が開かれることになったという話を聞いた。

どのような形で成り立つのかは分からないが、夏といえば花火大会というくらいの定番イベントなので、

今年開催されるということだけで、私はとても嬉しく思う。

夏の夜、浴衣を着ながら少し暑い温度の中に吹く涼しい風と

夜の空を飾る花火の光がなければ、

夏が過ぎていく事を大きく感じれないだろう。と思う。

思い出せば、お祭りというのは私の中では感慨深い物である。

小さい頃から、あの雰囲気がとても好きで

会場に行かなくとも、近所でお祭りがあり音を聞く。そして、花火を見るために空を見上げる。

それが毎年の当たり前に、雰囲気を感じない、花火を見ない年はないくらいに。

この2年程で、夏が過ぎていく感覚を失ってしまった。

7月から8月、とても暑くなり少しお盆を過ぎた頃から夜風を感じ

じめじめした夏の暑さが少しずつ終わっていき9月になる。

2020年前後に生まれた子達は、まだ記憶の中に花火というものがない。

そして、私が感じる夏の当たり前は当たり前ではないのだ。

今年、夏の当たり前を取り戻すことが出来れば良いなと思う。

そして、子供達にもこれが日本の夏の良いところだと、

しっかり伝われば良いなと思う。

子供の頃は、7月20日前後くらいから夏休みに入って

勉強そっちのけで毎日自転車飛ばして遊び歩いてた。

7月末になると、家の目の前で小さなお祭りがあって、屋台が並んでて親父と良く綿あめとか色んなもの買いに行った。

そして、暗くなってくると19時頃に花火が上がるので家族みんなで外に出て楽しみに見た事もあったな…と。

これからの世の中、これからのやり方で変わっていく物もあると思うけど

これからの子供達にとっても、日本の四季の素晴らしさを感じられるような世の中であって欲しいと思います。

春は桜、夏は花火、秋は紅葉、冬は雪。

この季節と言えば、これだよなってなるものは人それぞれだと思うので(私の中の四季は基本これ)

次第に暑くなってきたので、

これからやってくる夏に向けて気持ちを上げていこうと思います!!

久々の夏の日常を楽しみましょう!!

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