こんにちは。shunです。
音楽を始めるとき、多くの人が「ギターかドラムか」で迷う中、あえて“ベース”という楽器を選ぶ人がいます。
見た目は地味に見えるけれど、バンドサウンドの土台を支える重要な役割を担うベース。
では、そんなベースを選ぶ人にはどんな特徴があるのでしょうか?
1. 目立ちすぎず、でも誰よりも必要とされたいタイプ
ベーシストは「前に出るよりも支えたい」タイプが多いです。
バンドの中でベースは、リズムとハーモニーをつなぐ“縁の下の力持ち”。
自分が前に出なくても、全体がまとまることに喜びを感じる人が多い傾向にあります。
それでいて、音が消えた瞬間に「ベースがないと物足りない」と言われたい。
そんな、静かな自己主張型がベースを選ぶことが多いのです。
2. 聴く力と空気を読む力に長けている
ベーシストは常に「他の楽器を聴きながら弾く」ことを意識します。
ドラムのキックと合わせ、ギターのコードを意識し、ボーカルを邪魔しないラインを選ぶ。
つまり、周りの音を感じ取り、空気を読んで最適な動きをすることが得意。
普段の生活でも、協調性があり、場の雰囲気を壊さない人が多いです。
3. ミニマリスト的な思考を持っている
ギターのように派手なフレーズや音数で魅せるよりも、
少ない音で「グルーヴ」を生み出すのがベースの本質。
だからこそ、ベーシストはシンプルの中に深さを見出すタイプが多いです。
無駄を削ぎ落とし、必要な要素だけで勝負する“職人気質”とも言えます。
4. 聴き専から始めた音楽好きが多い
実は、ベーシストの中には「ギターをやりたかったけど、聴いているうちにベースが好きになった」という人も少なくありません。
音楽を深く聴くタイプで、特にリズムや低音の気持ちよさに敏感。
「表には出ていないけど、あの低音がたまらない!」と感じるような、通なリスナー気質がベースに惹かれる傾向にあります。
5. 分析好きで、理論的な一面を持つ
ベースラインは感覚だけでなく、コードやスケールの理解が欠かせません。
そのため、自然と音楽理論や構造を考えることが好きな人が多いです。
機材選びにもこだわりが強く、ピックアップや弦、アンプの違いを細かく分析するのもベーシストの特徴です。
つまり、理屈と感覚をバランスよく使うタイプです。
まとめ:ベーシストは“静かに熱い人たち”
ベースを選ぶ人は、自己主張は控えめでも、内側に熱い情熱を持っています。
音楽を「チームプレイ」としてとらえ、全体を支えることに喜びを感じる。
そして、誰よりも“音”を愛している。
そんな人こそ、まさにベースという楽器にぴったりです。
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