こんにちは。shunです。
今日は「ベースの耳コピのコツ」についてお話ししていきます。バンド練習やコピー演奏をしていると「このベースライン、どう弾いているんだろう?」と悩むことがあると思います。耳コピは慣れるまで大変ですが、ちょっとしたコツを知っておくとぐっと効率が上がり、正確さも増します。今回は僕自身の経験も交えながら、耳コピを進めるうえで役立つポイントをまとめていきます。
1. まずは「ルート音」を聴き取る
ベースの耳コピで最初に注目すべきはルート音です。コードの土台になる音を押さえるだけでも、曲の雰囲気はかなり再現できます。
例えば、ギターやピアノの和音に惑わされそうなときでも、ベースは比較的低音域でシンプルにルートを支えていることが多いです。スピーカーやイヤホンで低音が聴き取りづらい場合は、イコライザーで低域を強調してみると耳コピがしやすくなります。
2. リズムを感じ取る
ベースラインは音程だけでなくリズムのノリが非常に重要です。細かいフレーズを拾うのが難しいときは、まず「どの拍で音を出しているか」を意識して聴きましょう。
ドラムのキックやスネアに合わせて「ベースがどこで鳴っているか」を確認することで、リズムの骨格が掴めます。特にファンクやR&Bでは、音数が少なくてもリズムの置き方ひとつでグルーヴが大きく変わります。
3. 再生スピードを落として聴く
最近は便利なアプリやYouTubeの再生機能で、曲を半分くらいのスピードに落としても音程が変わらず聴けます。これを使わない手はありません。早いフレーズやスラップの細かい動きは、通常の速度では聴き取れないことも多いので、まずはスロー再生で確認し、徐々に元の速さで弾けるようにしていきましょう。
4. 歌うことで耳を鍛える
音を聴いたら、そのままベースを持つのではなく口で歌ってみることをおすすめします。音程やリズムを歌えるということは、すでにフレーズを身体で理解しているということです。歌えないものは弾けない、とよく言われますが、その通りで「声に出す」練習を挟むことで耳コピの精度は一気に上がります。
5. ベース専用音源を探す
YouTubeなどには「ベース抜き音源」や「ベースだけを抽出した音源」が公開されている場合があります。完全に分離されていなくても、ベースが聴き取りやすく加工されている音源を利用するのは大きな助けになります。耳コピを効率化するためには、こうした便利な素材を積極的に活用しましょう。
6. コード進行を理解する
耳コピをするとき、ただ音を拾うだけではなくコード進行を意識することも大事です。なぜなら、ベースはコードに沿ってラインを作ることが多いからです。I→IV→Vのような定番進行なら、ルートや5度を中心に組み立てられているケースが多く、予想もしやすくなります。理論を少しずつ学びながら耳コピを進めると、「次はきっとこの音だな」と先読みできるようになります。
7. 部分的に区切って進める
1曲を通して一気に耳コピしようとすると挫折しがちです。おすすめはセクションごとに区切ることです。イントロ、Aメロ、サビ、間奏…と小分けにしてコピーしていけば、モチベーションも維持しやすくなります。難しい部分に時間をかけすぎず、まずは全体を大まかに再現してみることを優先すると良いです。
8. 完璧を目指さず「実戦投入」する
最後に大事なのは、耳コピしたフレーズを実際にバンドやセッションで弾いてみることです。細かいニュアンスが違っても、演奏の中で「あ、この音はもっと低かったな」「リズムは裏だったな」と気づくことが多いです。耳コピは机上の勉強ではなく、演奏を通じて精度を上げていく作業です。完璧を目指しすぎず、実戦で育てていく姿勢を大切にしましょう。
まとめ
ベースの耳コピのコツをまとめると、
まずはルート音を掴む
リズムの置き方を意識する
再生速度を落として確認する
歌って身体に覚えさせる
コード進行を理解する
という流れが基本です。耳コピは慣れれば慣れるほど早く正確にできるようになります。最初は時間がかかっても「自分の耳で掴んだライン」を演奏できる喜びは大きいので、ぜひ挑戦してみてください。
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