ベーシストに大切なリズム(BPM)とは?初心者向け解説

ベース

こんにちは。shunです。
ベーシストにとって一番大切な要素は「リズム」だとよく言われます。その中でも特に意識すべきなのが BPM(Beats Per Minute:1分間に何拍あるかを示す数値) です。今回は、初心者ベーシストが知っておくべき「BPMとリズムの大切さ」を解説していきます。


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BPMとは何か?

BPMとは、楽曲のテンポを数値で表したものです。

  • BPM60 = 1秒ごとに1拍
  • BPM120 = 1分間に120拍(約0.5秒ごとに1拍)

ロックやポップスなら BPM90〜140 が多く、メタルやパンクだと BPM180以上 になることもあります。ベースを弾くうえで、この「テンポ感」を正しく理解していないと、曲全体の土台が崩れてしまいます。


ベーシストにとってリズムが命な理由

① バンド全体の土台を作る

ベースはドラムと一緒に「リズム隊」としてバンドを支える役割を担います。
ギターやボーカルが多少走っても、ベースが安定していれば曲は崩れません。逆にベースが走ったり遅れたりすると、バンド全体が不安定に聴こえてしまいます。

② ノリを生み出す

同じフレーズでも、前ノリ・後ノリを意識することでグルーヴ感が大きく変わります。これはBPMを基準に「どこに音を置くか」を考えることでコントロールできます。

③ 正確さと表現力の両立

初心者のうちは「音を間違えない」ことに意識が行きがちですが、実はそれ以上に「リズムの正確さ」が重要。さらに慣れてきたら「リズムをほんの少し揺らす」ことで表現力も広がります。


初心者がリズム感を鍛える練習法

1. メトロノーム練習

まずはBPMを設定して、メトロノームと一緒にルート音を弾きましょう。
おすすめは BPM60〜80の低速練習。遅いテンポほどズレが目立つので、リズムの精度を磨けます。

2. ドラム音源を使う

メトロノームに慣れたら、ドラムのリズムパターンを流しながら練習するのも効果的。実際のバンド演奏に近い感覚でテンポを体に入れることができます。

3. BPMを半分・倍で感じる

例えばBPM120の曲を、BPM60として感じながら弾くと「拍を大きく捉える」練習になります。逆にBPM240で感じると細かいリズムが鍛えられます。


まとめ

ベーシストにとって「BPM=テンポを理解し、リズムを正確に刻むこと」は何より大切です。

  • バンドの土台を作る
  • ノリを生み出す
  • 表現力を広げる

この3つはすべてリズムが軸になっています。初心者のうちは難しく感じるかもしれませんが、毎日の練習でメトロノームを味方にすれば確実に上達します。

リズムを制するベーシストは、バンドで一番頼りにされる存在になれるでしょう。

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