ベースを始めようと思った時、最初にぶつかるのが「どのベースを買えばいいの?」という壁。
デザインも種類も価格もさまざまで、迷ってしまう人が多いのではないでしょうか。
この記事では、初心者が失敗しない1本目の選び方と、おすすめモデルをわかりやすく解説します。
1. ベース選びの基本は「見た目」と「弾きやすさ」
最初の1本を選ぶ時に一番大切なのは、「自分が弾きたいと思える見た目」かどうかです。
長く続けるには“モチベーション”が重要で、デザインに惹かれた1本こそ、自然と練習したくなります。
加えて、「ネックが握りやすい」「重すぎない」といった弾きやすさも重要です。
初心者はまだ筋力が足りないことも多く、軽量ボディやスリムネックのモデルが続けやすい傾向にあります。
2. 定番モデルを選ぶのが安心
ベースの世界では、Fender系(フェンダー)とMusic Man系が2大スタンダードです。
特に初心者には、以下の2タイプから選ぶのがオススメです。
- ジャズベース(Jazz Bass)タイプ
細いネックと抜けの良いサウンドが特徴。ポップスやロックに幅広く対応できます。 - プレシジョンベース(Precision Bass)タイプ
太い低音でロックやパンクなどに最適。シンプルな構造で扱いやすいです。
この2つは音作りの基礎にもなるので、上達してからも使い続けられる万能タイプです。
3. 初心者におすすめのブランドとモデル
● YAMAHA TRBX304
扱いやすいアクティブ回路搭載で、音作りの幅が広い。品質も安定しており、初心者人気No.1。
● Fender Japan JB62 / PB62
フェンダーの伝統的サウンドを継承した日本製モデル。中古市場でも状態の良い個体が多く、長く使える。
● Squier by Fender Classic Vibe
手頃な価格ながら、デザイン・音ともに本格派。最初の1本としても十分な品質です。
● Ibanez SR300E
スリムネックで手が小さい人にも弾きやすく、軽量設計。モダンな見た目も人気の理由です。
4. 中古ベースも選択肢に入れよう
新品にこだわらなくても大丈夫。
楽器店やメルカリなどでは、中古でも状態の良いベースが数多く出回っています。
特に3万円〜5万円台の中古ベースは、初心者に最適なコスパゾーン。
「新品同様」な掘り出し物も多く、コストを抑えてスタートできます。
5. アンプとセットで考えるのがベスト
ベース単体を買っても、音を出せなければ練習になりません。
自宅用には小型アンプ(10〜20W程度)を用意しておきましょう。
初心者セットとして「ベース+アンプ+ケーブル」が付いたパッケージも販売されており、最初はそれで十分です。
まとめ:最初の1本は「気に入ったデザイン」と「定番タイプ」でOK
ベース選びで大事なのは、スペックよりも弾き続けたくなる魅力を感じること。
そして、王道タイプのモデルを選べば音作りも学びやすく、練習効率も上がります。
「この1本から、音楽が始まる。」
そんな気持ちで、自分にとっての“最初の相棒”を見つけてください。
コメント