ギタリストが最初に挫折する物と乗り越えるコツ

ギター

ギターを始めたばかりの頃、「思ったように音が出ない」「手が痛くて続かない」「コードチェンジが全然できない」――そんな壁にぶつかった経験はありませんか?
実は、これらは誰もが通る“最初の試練”
多くのギタリストが最初に挫折し、そして乗り越えてきたポイントを知ることで、あなたの成長スピードは確実に変わります。


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指が痛い・コードが押さえられないという壁

ギターを始めて最初に直面するのが「指の痛み」。特にFコードなどのバレーコードは、初心者を最も苦しめる存在です。
弦を強く押さえないと音が出ず、でも力を入れすぎると指が痛い。このジレンマこそ、挫折の第一関門です。

乗り越えるコツ

まず、「痛みは悪ではない」と捉えましょう。最初の1〜2週間で指先の皮が硬くなり、自然と押さえやすくなります。
また、コードを全部完璧に鳴らそうとせず、部分的に音を出す練習から始めるのも効果的です。
Fコードなら、最初は6弦を抜いた形で「小F」を使って曲に合わせてみるのがおすすめです。


コードチェンジが間に合わないという壁

弾き語りを練習しているとき、コードを変えるたびに曲が止まってしまう。
「音楽にならない…」と感じてやる気をなくしてしまうのもよくある話です。

乗り越えるコツ

テンポを落として練習するのが鉄則。
スマホのメトロノームアプリでテンポを半分に設定し、1つのコードから次のコードに“ゆっくり確実に”移動する練習を続けましょう。
焦らず繰り返すことで、脳と指がつながり、やがて自然にコードが変えられるようになります。


リズム感が取れないという壁

リズムがズレる、ストロークが不自然、右手がバラバラに動く。
この段階で「自分はセンスがないのかも…」と感じてしまう人も多いですが、それは誤解です。
リズム感は練習で育つスキルです。

乗り越えるコツ

最も効果的なのは、手拍子と足踏みを同時にしながらストロークの練習をすること。
また、YouTubeで好きなアーティストの弾き語りを真似して「体でリズムを感じる練習」をするのもおすすめです。
耳でリズムを感じ、身体で刻むことができるようになると、演奏全体の安定感が一気に増します。


上達が感じられないという壁

毎日練習しているのに上手くなっていない気がする。
これもギタリストが必ずぶつかる“停滞期”です。
人は成長している最中でも「慣れ」によって実感が薄れるため、自分の進歩を見落としがちです。

乗り越えるコツ

録音することです。
1週間ごとに弾いた音を録音して比べると、驚くほど上達していることに気づきます。
「昨日より少し良くなった」と感じられると、練習へのモチベーションが再び湧いてきます。


ギターが楽しくなくなるという壁

練習が作業になってくると、ふと「なんでギターやってるんだっけ?」と感じる瞬間があります。
ここを越えられずにやめてしまう人も多いですが、“楽しむ理由”を思い出すことが突破口になります。

乗り越えるコツ

好きな曲を弾きましょう。完璧でなくて構いません。
憧れのアーティストのフレーズを少しでも弾けた瞬間こそ、音楽を続けるエネルギーになります。
「ギターって楽しい!」と思える時間を意識的に作ることが、最も大切な継続の秘訣です。


まとめ:挫折は“上達のサイン”

ギターは、簡単そうに見えてとても奥深い楽器です。
だからこそ、挫折を感じたときこそ「自分が次のステージに来た」と考えてください。
続けることで必ず弾けるようになり、その瞬間の達成感は何ものにも代えがたいものになります。

焦らず、諦めず、今日も一歩ずつ。
その積み重ねが、あなたを真のギタリストへと導きます。

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